複雑形状の自動検査を実現する3Dスキャナー


光コム技術応用

長さの基準にもなっている光コムは原理上、

「世界で最も精度の高いものさし」ともいわれています

工場における検査工程の中で、凹凸形状の激しい鋳造部品の外観を検査するには、高速、高精度、凹凸形状測定、さらに、製造現場での外乱光にも影響を受けない測定が必要となります。

 光コム方式は、直進型レーザーを用いて入射と反射が同軸光学系となる同軸レーザーによる3次元計測を行い、凹凸の大きな複雑な形状でも欠けることない完全な3次元プロファイルの取得を実現することができます。

 光コム3次元計測技術の登場は、他の方法では不可能であったシリンダーブロックやバルブなどのさまざまな形状に対しての全数検査を可能とし、検査の自動化に技術革新をもたらしました!

光コム3次元計測技術の優位性

①高速自動化

 最速で毎秒50万点のデータ取得が可能です。

②複雑形状に対応

 凹凸のある部品の3次元検査が得意です。

③ミクロン単位の計測

 光コムだからできる高精度で実現します。

④外乱光に強い

 製造現場導入の実用的な強みです。

XTIA光コム技術」紹介動画(0147秒)

製品紹介

OptoComb Sensors / 光コムセンサ
XTIAの光コム3Dセンサはノーベル賞技術「光コム」を世界で初めて産業応用し実現した製品

 

同軸光学系での計測、長いワーキングディスタンス、500kHzでの高速なデータ取得、1μm の高さ分解能により自動検査に理想的な3D計測ソリューションを提供します。インラインへの搭載で凹凸の大きな複雑形状に対する寸法検査・外観検査の自動化を可能とします。

※センサ単体での使用には各種条件があります。別途ご相談ください。

OptoComb SL / 上面形状測定
高速で簡単に3Dスキャンができる卓上タイプ

スタンドアロンは光コムセンサを門型ステージに搭載してミクロンオーダーでの部品の3次元データの取得を可能とします。数秒で凹凸の大きな複雑な形状の3Dプロファイルを取得し、寸法検査・外観検査を同時に実施することができます。

OptoComb HSM / 内面形状測定
精度×内面形状

光コム同軸レーザ+90°ミラーのヘリカルスキャン方式により、円筒内面を高速・高精度で3次元形状測定。円筒内面の外観欠陥を自動検査します。今まで難しかった、内面の寸法や形状歪み計測、キズ、打痕などの外観検査自動化を実現します。

OptoComb 360 / 外郭形状測定
360° スキャンする独自検査システム

XTIA 3Dスキャナーと回転ステージを組み合わせて対象物を 360° スキャンする独自の検査システムです。このシステムにより、XTIA は新しい外観検査および寸法検査ソリューションを追加しました、回転対称性を持つスプールやその他の構造の外面を高精度で測定できます。

Hybrid / ハイブリッド検査機
12メガピクセルの光学カメラと高精細S40タイプの光コムセンサを搭載したハイブリッド検査ソリューション。

XTIAのパートナー企業であるJUKI社とのコラボレーションで実現しました。カメラによる高速な外観検査と検出した欠陥の光コムでの高精度な3D欠陥情報の取得で中・大型部品の自動検査において短いタクトと欠陥の高精度な解析を両立させる提案が可能となります。

資料請求・お問合せ

*は必ずご記入ください。

※姓名間には空白をお願いします。
※郵便番号から住所自動入力
上記項目にご記入頂き、「送信」ボタンをクリックしてください。